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骨盤の歪みの正体とは?その影響って何??~左右非対称性の真実を紐解く~

ある意味、

私は歪んだ性格をしているかもしれない。

 

皆がしてることと違うことをしたい!

という衝動にも近い強い意志を

抑えることができない。

 

そして、

いつも自分に言い聞かせている。

 

考え方や行動が普通になっていないか?

常識を理由にしていないか?

平凡ではなく非凡であれ!

 

いや、待てよ。

 

これは歪んでいるのではなく、

人とは違った形の芯がブレずにあるだけだ!

ということにしておこう。

 

さて、

私の性格の歪みの話しは脇に置き、

今回は骨盤の歪みの話しをしていく。

 

性格は歪んでいなくても、

あなたの骨盤は歪んでいる可能性は大いにある。

 

だが、

そもそも“歪んでいる”とは

どういうことなのだろうか?


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▢ “歪み”を定義する

「あたし骨盤が歪んでいるんです!」

 

うちに来る初めてのお客様からでも

飲み会の席で一緒になった女子からでも、

この会話はよく聞く。

 

では“歪む”とは何だ?

 

まずここで除外しなければいけないのが、

骨が変形している場合だ。

 

一般的に歪みと言った時には、

骨自体の形が変化するほどのものではない。

 

美容業界が扱える歪みの定義は、

関節がある一定の方向で固定された状態

のことを指す。

 

ではここで骨盤に話しを戻そう。

 

実は骨盤とは、

3つの骨からなる複合体である。

 

詳しい解剖学は省略するが、

3つの骨からなる骨盤はそれぞれで関節を作り、

あらゆる動きに対して3Dに動いていると

覚えておこう。

(動きと言っても股関節や肩関節のように大きな範囲ではなく、非常に微妙な動きである)

 

例えば、

左重心の時の骨盤内の関節の向きと

右重心の時の骨盤内の関節の向きでは、

その方向が真逆になる。

 

ここまでくれば

骨盤が歪むとはどういった状態なのか

理解できるはず。

 

つまり、

骨盤内の関節が左重心、あるいは右重心の

どちらかの向きで固定されてしまった

状態のことを“歪んだ”と表すのだ。

 

ちなみに

歪みというと左右差のイメージが強いが、

左右両方の骨盤が

同程度開いたまま固定されるパターンもある。

(いわゆる骨盤が開いた状態)

 

こちらも歪みといって

差し支えはないように思われる。

 

では、

こうした歪んだ骨盤を持つ人には

いったいどのような悪影響があるのだろうか?

▢ 歪みが及ぼす影響とは

あなたがまず気にするのは、

おそらく見た目の問題だろう。

 

だが骨盤の歪みを

外見から判断するのはプロでも難しい。

 

したがって、

骨盤がズレているくらいで、

あなたの見た目の評価が

悪く見積もられることはおそらくない。

 

しかし、

骨盤が歪んでいる(ズレと開き)人が、

骨盤だけの問題で収まっていることは

ほぼないと断言できる。

 

つまり、

股関節、肋骨、肩、顔面などの骨格にも

影響が出るのだ。

 

結果的に左右差がひどい場合は、

くびれ、バストトップ、肩の高さの左右差、

あるいは顔面の歪みを引き起こす可能性がある。

 

また、開きがひどい場合は、

下腹ポッコリ、前もも肥大、ヒップダウン、二重あご

などが考えられる。

 

体重を減らしただけでは解消できない

問題が多いのに気が付いたはずだ。

 

骨盤が歪むことで考えられる問題の2つ目は、

コリや痛み、怪我に繋がりやすいことである。

 

先ほど歪みとは、

関節がある一定方向で固定された状態だと

説明したのを覚えているだろうか?

 

これは

ある一定の方向には動きやすくて、

その逆方向には動きにくいことを意味する。

 

すると私たちに身体は、

無意識のうちに動きやすい方向の動作を

頻繁に使いやすく学習される。

 

これが悪い癖として定着した場合、

どこか特定の部位に

物理的ストレスがかかり続けることになるのは

想像に難くない。

 

肩首であれば肩こり、首こり。

 

腰であれば腰痛、ぎっくり腰。

 

膝であれば膝関節痛、

将来的には

変形性膝関節症に発展するかもしれない。

 

その他にも、

体幹のインナーマッスルの機能低下による

不良姿勢、内臓下垂、代謝率の低下や

呼吸パターンの異常なども考えられる。

 

もちろんこれらのすべての原因が

骨盤の歪みであると言っているわけではない。

(そもそも身体のあらゆる問題の原因をたった一つに還元することは不可能だし、無意味だ)

 

だが、

歪みがもたらす負の影響は、

様々な範囲にまで及んでいるし

なかなかに根深いことが

おわかりいただけたはずだ。

 

ところで、

なぜ私たちの骨盤は

こんなにも歪むのだろうか?

 ▢ 左右対称 VS 左右非対称

よくよく考えてみれば、

私たちの体の構造と機能は

左右非対称的だ。

 

左右の肺の大きさは違うし、

心臓は左よりで肝臓は右よりにある。

(身体を真っ二つに割ると右半身の方が重い)

 

血管や神経の配置も左右で同じではないし

横隔膜は歪みに対して奇妙な影響を及ぼしている。

(横隔膜の奇妙な機能については非常に重要だが、複雑なので今回の内容では触れないでおく)

 

脳だって右脳と左脳で役割が分かれているのを

知ってるだろう。

(私は理論的だから“左脳派”だけど、あなたは直観で動くから“右脳派”ね!)

 

約9割の人が右利きで、

残りの1割は左利きだ。

(世界のどの土地に行っても一定数の左利きが存在する理由は詳しくはわかっていないそうだ)

 

だが一方で、

私たちは左右対称的な見た目をしている人を

本能レベルで好むらしい。

 

左右対称的な見た目は、

先天的に遺伝上の欠陥がない証拠だし、

他人に安心感も与える。

 

さらに女性の場合、

妊娠可能な排卵日周辺では、

妊娠不可能な月経中に比べて

顔の作りが左右対称的になる。

 

これには

エストロゲンというホルモンが関与している。

 

結論からすると私たちの人体は、

全体的には左右対称的な構造物の中に、

左右非対称的な局所的構造物が、

左右非対称的に配置されるよう

進化してきたと言える。

 

そして、

筋骨格系を介した動きに関する機能は、

左右対称的な方が望ましいのだろう。

(ほとんどの動物のが左右対称的な見た目をしているのだから、このことは進化の制約と言える)

▢ 歪みの真の原因は何か

ではそろそろ、

現代人がなぜこんなにも歪むのか?

を解説していきたいのだが、

1つ問題がある。

 

ここでは、

原始人が現代人よりも歪んでいなかった

という前提に立っているが、

これを証明することはほぼ不可能なのだ。

 

だから

この真偽には目をつぶって

議論を進めていこうと思う。

 

まずはもう一度、

“歪み”の定義を思い出してもらいたい。

 

歪みとは

関節がある一定方向で

固定された状態を指している。

 

なぜ

ある方向だけで固定されてしまうのだろうか?

 

この答えはいたってシンプル。

 

日々の生活の中で、

動きのバリエーションが少ないからだ!

 

アンバランスに偏った

特定の狭い範囲しかない動きを、

ルーティンワークのように

毎日毎日繰り返してはいないだろうか。

 

その結果、歪むのである。

 

ちなみに、

こういった現代人のライフスタイルは、

右脳の活性化を妨げるので、

その結果歪みが生じるという見解もある。

 

どちらにしても、

原因は同じだ。

 

動きのバリエーションの減少が、

歪みを定着させるのだ。

▢ まとめ

とはいえ、

私たちの祖先が毎日していたように、

木を登ったり、川を泳いだり、穴を掘ったり

動物を追いかけたり、

あるいは逃げたりする生活を

明日から実践するのは現実的ではないだろう。

 

でも

できることはあるはずだ。

 

エスカレーターではなく階段を使う。

 

鞄を持つ手を、

行きは右手、帰りは左手にしたり、

コーヒーは左側に置くようにする。

 

掃除をするときは横着せず、

しっかり物を持ち上げて掃除機をかけたり、

中腰にかがんで奥の方のゴミをかき出そう。

(部屋が隅々まできれいになるし、動きのバリエーションが増えて一石二鳥ではないか!)

 

週末はなるべくアウトドアなこと

(ボルダリング、登山、アスレチック)をするか、

子どもと公園でサッカーをしてもいいだろう。

(子どもとの絆は深まるし、動きのバリエーションも増えて一石二鳥ではないか!!)

 

また、

あえて時間をとってエクササイズをする時は、

あらゆる体勢で行えるメニューを考えよう。

 

「うつ伏せと仰向けと横向きはやったぞ。

 

次は、

四つ這い、膝立ち、スクワットスタンスだな。

 

おっと、

片足立ちを忘れていた!」

 

こんな感じで。

 

もちろん専門家に、

自分の骨盤の歪み方を検査してもらって、

それに対する改善法を指導してもらうことも

大切なことである。

 

私も現場では実際にそうしているが、

ブログという一方通行のやり取りでは

それができないのが残念だ。

 

とにもかくにも、

読者の皆様には

人体の魅力的な複雑性を探求しながら

自分の身体と向き合ってもらいたいと願っている。



記事:BLDA会長 神尾健太

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